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「常連さんと一見さん」 お知らせ:wikiのメニュー構成を変更しました 店舗に投票できるようにしました 1人一票です 各店舗にコメント欄を設けました 「常連さんと一見さん」 怒涛の勢いで麺をすすり、野菜をかきこみます。 私には他のラーメン店ではしない、二郎特有の食べ方の流儀があります。 それは、めいっぱい口を大きく開き、顔を斜め45度に傾け、麺も野菜も箸でつかめるだけつかみ、口の中に「放り込む」、 1回で口に入れられる量の限界に挑戦するかの如くです。 そして、これを繰り返します。 多くの方が書かれているように食べるのにスピードは必要です。 私の場合、「小野菜、ニンニク」が定番ですが、平均7分で完食します。(スープは残します) このスピードですと1クール5名で1番先に食べ終わります。極たまに私より先に食べ終わる人がいると「すげー」と思います。 必要以上に早く食べることはありませんが、平均12~3分で食べられればよいと思います。 20分以上かかりそうな場合は、作り手にもたの客ににも迷惑なので迷わず残しましょう。 コメント欄 名前 わかる。 - 名無しさん (2022-08-21 14 39 32) 50分かかってる客がいて、新記録だって店員さんが困ってるのを見たことあるな - 名無しさん (2022-08-21 14 41 39) 二郎で、食うのに20分以上かかってるなら残した方がいいって言うのだけは同意 - 名無しさん (2022-08-09 15 40 41) これネタと思いきや、ある面では事実ですよね。カウンターのみの行列店で20分以上居座るのは他のラーメン店でもどちらかと言えば有り難くはないお客です。高原価、低価格の二郎ならなおさら。 - 名無しさん (2021-05-31 18 00 36) は?ふざけんなよ! - オッパンカンナムスタイル 2017-04-09 16 52 52 みなさん こんなバカ相手にしないで下さい - 山田みつを 2016-09-20 19 50 06 つまらない。マジレスするバカを釣る為だけのネタ。 - 名無しさん 2015-06-24 10 37 10 美味しさとか度外視なのな。かわいそう - 名無しさん 2015-01-02 13 46 34 迷惑とか決めてる基準が自己中過ぎ。他のラーメン食ってろ。 - 名無しさん 2014-10-19 21 54 20 くだらね、なにさまだよ - 名無しさん 2013-10-19 01 54 42
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破門 直系二郎が何らかの理由によって暖簾分けを取り消され、「ラーメン二郎」の看板を掲げられなくなること。 どのような理由で破門されたかは公表されていないのでほとんどの場合は推測によるしかない。 ただ味が悪い、店主が店に立たない、態度が悪いといった事では破門されない様子。 破門されるとFZ(二郎専用醤油)を使えなくなるため、看板を掛け替えて営業を続けても多少なりとも味が変わるのは避けられない。 武蔵小杉店については、店主が二郎の店舗を三田本店で修業していない人間に任せ、自分は二郎インスパイア系の店を出店してそちらに注力していたから、とされる。 後に生郎、成蹊前ラーメンと店名を変えていく吉祥寺店も、もとは直営であったのだが、何らかの理由で破門されている。 また、2003年の商標登録に伴うロイヤリティーの発生を良しとしないフーズ系、堀切系、富士丸系は自ら二郎からの「脱退」を宣伝した。
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LL/W36-092 カード名:“お手製ラーメン”星空 凛 カテゴリ:キャラクター 色:青 レベル:1 コスト:0 トリガー:0 パワー:5000 ソウル:1 特徴:《音楽》?・《ラーメン》? 【自】[①] 相手のアタックフェイズの始めに、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、そのターン中、このカードのパワーを+2000。 【自】アンコール [手札のキャラを1枚控え室に置く] (このカードが舞台から控え室に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、このカードがいた枠にレストして置く) みんなに料理しなくていい、って言われちゃうの。 でも、凛も凛の料理はあんまりいらないかにゃー レアリティ:C
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なんでこいつ開幕早々ラーメン屋で死刑宣告されとん - 名無しさん (2021-12-29 22 54 47) 元ネタは多分 食レポで良く見かける勘違い野郎 - 名無しさん (2019-10-03 08 13 15) 全て読みました。二郎に行く人達って常識ないんですね。不快です - 名無しさん 2018-03-04 08 38 31 なんだか阿保のくせに普通のコメント!つまらない。 - 名無しさん 2015-09-16 12 35 32 自己陶酔野郎のたわけ - ちん 2014-03-14 12 03 57
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大盛!ラーメン弁当 駅前に存在するラーメン店「ジロウ」と駅弁会社の共同開発により生まれた弁当。 ラーメンのスープで炊いた山盛りのご飯が特徴的。 また、おかずも煮卵やメンマといったラーメンにちなむものばかりである。 その中でも目を惹くのは、増し増しにされた細切れチャーシューだろう。
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~走馬灯。あるいは201x年渋谷~ 渋谷。 それは本来ならば人が常にゆき合う、まごうことなき大都心。 渋谷。 それは職人戦士たちが日夜、腕を競い合い凌ぎを削る聖地。 だが、その日、全渋谷区民に避難勧告が出されたその日。 渋谷は人一人いない無人の廃都と化し その行く末を示すがごとく空には暗雲が立ち込め、地には紫の霧が立ち込めていた。 「soッsousousouッ(速く走るという意味の英語)」 その無人の道路を独特の呼吸音を響かせながら走り抜ける一人の少年がいた。 これは英語だ。 そう彼はGAKUSEI=サンなのだ。だが何故この地に学生が、今? その足が渋谷109前交差点で止まる。異形の影、とどろく咆哮が彼を出迎えたのだ。 『Suhhhhhhhhhhhhhh……GAhhhhhhhhh――――hhhhhhhhhhh!』 「―shyou!(翔ぶという意味の英語)」 咆哮、そして続く轟音。 その声の主による突撃を辛くも身を飛ばし躱す少年。巨大な獣のシルエットは そのままビルにぶち当たる。 白銀の狼を思わせるその姿に少年は複雑な表情を見せる。 この渋谷を恐怖のどん底に陥れた招かざる『客』”たち”だ。そう… 「!?(囲まれた)」 そう”たち”。 この僅かなやり取り、その間に交差点をぐるりと白銀の狼たちが取り巻いていた。 その包囲する数は10…20…いやもっとだ、 とっさに逃走経路を探す少年。だがその先に見つけれたもののは絶望だけだ。 無意識に胸に仕舞ったネックレスを握る。 …約束は果たせそうにないな… 幻狼フェンリルたちは追い詰めた獲物を刈り取らんと四対ある紅の瞳で 見詰める。そして どうと音を立てて次々とその巨体をドミノ倒しに倒していった。 『光』が”刺し”たのだ 『光』の先を見上げ、絶句する少年。 彼は見た。白銀の中、ひと際輝く黄金の煌めきを 彼は見た!『一騎一杯』の文字を浮かべた剣を幾層にも背負う鬼武者の姿を 「『絶対独立。』」 鬼武者はそう謎の言葉を力強く発すると109の地に降り立つ。 その圧倒的”力”が、眼光が少年を見据える。 しばしの無言の後”鬼神”は無愛想にこう告げた。 「今うちでは『アルバイト』は募集していない。未成年、他を当たれ。 ミル彦、出番だ。保護者同伴だ」 「しょうがないミルねー」どこかでそんな声がした。 それが彼とラーメン(運命)との出会いであった。 ######### ~20XX年サイタマ奥地~ 『ラーメン道場・登龍』通称ドラゴンドージョー。 それは八潮から東武の北西に掛け広がるサイタマ原生林の奥地に存在する 伝説のラーメン道場である。 並みのラーメンの腕前では辿り着くも覚束ない秘境に位置していながら、 教えを請いに訪れる者は分け隔てなく受け入れるというとてもアットホームな養成所だ。 もし貴方が、突破生存率1割を割るとも言われる原生林を抜けることができるのなら その門に掲げられている道場主のショドーによる金言を見ることになるだろう。 『 貴方がラーメンだと思うものがラーメンです。 ただし必ずしも他人の同意を得られるとは限りません。』 なんという自律向上的インスピレーションに満ち溢れた門言であろうか。 これを目にした若きラーメン家達は感涙し、全てのラーメン家が目指す『絶対独立』を 自らも為し得ようと決意を新たにするのである。 その道場で今二人の男が向き合っていた。 一人はこのドラゴンドジョーの道場主でありラーメン師範でもある養田陀用(ようだ・だよう)。 齢80を超える老人、一見、白髪白髭の好々爺に見えるが、その眼光は並々ならぬ鋭さを持っている。 見る者が見れば彼が並々ならぬラーメン力の持主であることが見てとれるだろう。 彼はゆっくりと口を開けた。 「やはりゆくのか。事実よ。」 「ハイ、養田先生。」 答えた男の名は真野・事実(まの・しんじつ)。歳は20代後半、若い青年だった。 帽子にトレンチコート、所謂、探偵衣装の装いをしている。 「私に『招待状』を出した大会運営者―より正確には”差し出し人”ですが―の意図は 現時点では判り兼ねます。ですが、あの暗号文。 あそこに書かれていたことがもし事実であるとするなら看過することはできないのです。 己がLa Amenに賭けて。」 彼の元に届いたのは世界大会への参加を促す手紙と付随された一文の暗号文。 その暗号文はラーメン探偵たる彼でなければ解けないほど難解なものであった。 これほど難解な暗号を作成できる者がいるとすれば、熟匠級の手芸者、またはラーメンの使い手。 「信念(La Amen)に賭けて。」 養田は繰り返す。 「30年近く前にもなるがお主の父も同じことを言った。彼奴もまた優れたラーメン職人であった。 ついに『絶対独立』を極めた男が現れたかと当時は周囲の湯も期待も沸騰していたのだが… 同じ言葉を聞くとは。蛙の子は蛙か。ヨーコも哀しむ。」 孫娘の名を出され、事実はちらりと庭に面した障子に目を向ける。その向うでは陀用の孫娘 ヨーコが奥ゆかしく廊下で茶菓子お盆を持ち控えているはずだ。だが… 「申し訳ありません。ただ、それだけでなく私にはもう一つ、果たさないといけない 約束があるのです。」 そういいつつ事実は首に掛けた銀色の鍵、その仕舞いこんだ先を握るよう胸に手を当てる。 これは時折見受けられる無意識の彼の癖だ (「こりゃ…女からみじゃな…」) (「きっと女からみなのね…」) ふすまの影でよよよと崩れるヨーコ。その胸は豊満であった。 真野は立ちあがった。 養田は目をゆっくりと閉じるとその旅立ちを祝福した。 「汝に『絶対独立』が共にあらんこと」 「『絶対独立』があらんことを」 『絶対独立』―祈りにも似たその言葉をもって。 それが彼ら光に属する者達の別れの挨拶であったのだ。 ######### 事実はサイドカーに愛用のオカモチと父の形見のアタッシュケースを詰むと 愛車「スゴク・デュマエ・ハヤイ」のエンジンを駆動させる。 向かうは神田、そこに彼の当面の活動場所がある。 男は最後にもう一度だけ振り返ると、こう呟いた。 「See you again(雌雄をあげん「白黒つけてきます」という意味の英語)」 かくて 新たなラーメンの物語が始まる。 このページのトップに戻る|トップページに戻る
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撮影行為 写真や動画を撮影する行為。 2022年の店主会議で撮影行為に起因するクレームなどが話し合われており、2023年11月27日以降、全店で原則的にあらゆる撮影行為が禁止となった。 というのも、勝手に店内を撮影して何の隠蔽処理もせず勝手にSNSにアップロードするなどして、写り込んだ一般人から店舗にクレームが入る事が度々あったそうである。 店舗によってはラーメン二郎営業審査委員会の弁護士である金子正志名義の撮影行為を禁じる張り紙が作成されており、この掲出については各店に一任されているとの事。 ただしラーメンの写真のみ撮影可能など、店舗ごとに規制を緩める事も可能となっている。 原則的にはあらゆる撮影行為が禁じられており、その禁止は弁護士の名義で発出されているため、不用意に無断で撮影すると訴訟沙汰になる可能性もある。 明示的に撮影が許可されていない場合は撮影を控え、どうしても撮影したい場合は店主・助手に交渉して許可を得るべきである。
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青ねぎラーメン(750円) 青ねぎがたんまりトッピングされてます。 青ネギは辛みが少なく香りだけなで食べやすいです。 アクセス 本日 - 昨日 - 累計 -
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↑頭大丈夫ですか?😅byラーメン
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寸胴がコトコトと音を立てている。その中で企業秘密が煮込まれ、スープの元が生み出されつつある。 ラーメン次狼・世話品店。麺愛好家も認める、評判の店だ。 店主は一見愛想のない、目付きの鋭い男だ。天然パーマをタオルで覆い、難しい顔をしてあるものを見つめている。 カウンター席の内側には、客席と同じくらいの高さの台がある。そこにはラーメンのトッピングに使う野菜やにんにくが並べられていて、一番端にはめーりんがニコニコしながら男と視線を合わせていた。 辛いゆっくり。闖入者でもなければ客でもない。店主はめーりんをまな板の上に横たえ、包丁であんよ近くに切れ目を入れると、手早くスプーンで中身をすくい取った。 匙を皿の上で振り、辛餡をほんの少し落とす。そこに何種類かの液体を垂らし、さらに寸胴の中の汁を入れてよく混ぜる。 皿の中のスープをすすると、険しい表情のまま店主は肯き、めーりんに語りかけた。 「上出来だ」 「じゃお!」 めーりんは痛がる素振りも見せず、本当に嬉しそうな表情をしていた。 ラーメン次狼のスープは醤油豚骨だと言われている。しかし世話品店では、さらにめーりんの中身を入れて辛味と風味を増している。これが辛党中心にウケた。 ならばと他店も真似しようとしたが、どこも上手くいっていない。生のめーりんをさばくのは手間がかかるし、冷凍ものなど味的に論外だ。そして何より、めーりんはゆっくりだ。その日の精神状態によって、辛味も風味も大きく変わってしまう。 模倣など出来るはずもないと、世話品の店主は自負していた。何故なら、他の店はめーりんを食材としか見ていない。しかしここでは、立派な店の一員なのだ。 天パーの男は、さらにスプーンでゆっくりの中身を取り出す。めーりんは完全に委ねていた。いつも半分近く持って行かれるはずだ。それでも、笑っている。 めーりんは門番種とも呼ばれる。何かを守ることで自分もゆっくりできると考えている献身的な生き物だ。 真意を詳しく問いただしたことなどない。しかしきっと、このめーりんには世話品の店を守っているという誇りがある。卑屈さのない微笑みが、それを物語っていた。 店主は礼など言わない。身を投げ出した甲斐のある味。それを作ることが行為に応えることだと思っている。 以前鬼威惨傾向のあるバイトが、めーりんを痛ぶっていたことがあった。それを目にした店主が鋭さ5割り増しでバイトを睨みつけると、それだけで不埒な者は逃げ去り、それっきり姿を見せなくなった。 料理人と調味ゆっくり。少なくともこの厨房においては対等だと天然パーマの男は考えている。その信頼関係が美味いスープになっていることを、知る者は少なかった。 「今日は、あのお客が来る。ちょっといつもより多めに取るぞ」 「じゃーお!」 こめかみ部分にも切れ目を入れる。この部位の中身は、トッピング用に使うのだ。 世話品店には3匹のめーりんがいる。中でも今日いるものが一番美味くて、痛がらない。何せ営業中に追加の中身を掘り出しても、お客とじゃおじゃおと談笑(?)しているのである。世話品の関羽ですね、と言われたこともあった。 量を確保すると、男は餃子の皮を軽く濡らし、めーりんの裂傷に貼り付けた。こうすると、数時間もしないうちに傷は塞がる。 「ほら、これでも飲んで休んでろ」 「じゃん、じゃおっ!」 どんぶりに並々と本みりんを注いで、めーりんの前に置く。辛饅頭は舐めたりすすったり、豪快に器をくわえて呑んだりと満喫しているようだった。 男の方はダンボールからキャベツを取り出し、細長く切り続ける。ようやくバイトも出勤し、厨房もにぎやかになり始めた。 「今日は、おごりだ」 そう言うと店主は、カウンター席の女にラーメンを置いた。 「え? いいんスか?」 幼い見た目とはそぐわない体育会系口調である。灰色の髪に特徴的なアホ毛が伸びていた。 「5月29日」 「は?」 「誕生日なんだろ、あんた」 「なんで知ってるんスか?」 「いつか来た時、酔っ払った勢いで、まくしたててたろ。嘆木の誕生日は5月29日ですーって」 そのラーメンの中央には、うず高く具が積まれていた。肉だのキャベツだのとトッピングは一通り揃っているが、表面はもやしがあしらわれていて黄色くなっており、具の塔はまるで屹立するありすのぺにぺにを思わせた。 「何でも、言ってみるもんスね・・・」 「ただ、そっちの分は払ってもらうからな」 店主が指差した先には、嘆きのペット・ゆっくりありすがテーブルの上に鎮座していた。表情こそ穏かであるが股間だけが大人しくなく、ぺにありすなどと呼ばれている難儀な飼いゆである。 「てんけいてきな、つんでれねえ」 そう言いつつ、主人より先に小さな器の中の麺をずるずるとすするぺにありす。 「前から思っていたんだが、なんでこいつは辛いのが平気なんだ」 「ひゅひんひひたのかひらへえ」 麺を食らいながら受け答えする行儀の悪い嘆木。 「じゃじゃじゃ」 厨房側から嘆木達がいる方へと、めーりんがカウンター越しによじ登ってくる。 「めーりん、今日もうまいッスよ!」 「めーりんのおたべなさいは、とかいはね!」 「じゃおん!」 「おい、あんまり動くなよ。餃子の皮が剥がれちまうぞ」 「えにかいたような、つんでれねえ」 店主は余っていためーりんの中身をすくうと、黙ってありすの股間の腫れへ乗せてやった。カスタード饅頭が面白いように跳ねる。 それはさておき、めーりんは包みをくわえていた。辛饅頭はそっと、それを嘆木の前に差し出す。 「じゃーお!」 「プレゼントだそうだ」 「へえ、何スかね」 包装紙を開けると、小瓶に入れられた赤いものが出てくる。 「これは?」 「辛そうで辛くない少し辛いめーりんの中身だ」 適当なネーミングを付ける店主。 「おお、これでご家庭にいながらにして、ここの味が楽しめるッスね! ありがとうッス、めーりん!」 「お、おねーさん。からさにつよいありすのぺにも、ここらがこかんのげんかいよ……」 「だ、そうなので、もう帰るッス」 いつのまにか完食していた嘆木は飼いゆを抱え、100円玉を3つ置いて席を離れる。 もう店主は誕生日の客を振り返らなかった。今は麺の湯切り以外、何も見えていない。 ラーメン次狼チェーンにおける世話品店の特色は、めーりんだけではない。 他の店では、客が店の都合に合わせる。茹でた麺を無駄にしないため、注文や食事のスピードにまで気を配るほどだ。 しかし世話品店では、店主が客に気を配る。極度の近眼のため目付きが悪いように思われるが、ラーメンを出すタイミングや個々の味付け、行き届いた清掃など、実は細やかな心遣いに溢れた人物なのである。 常連の誕生日など祝ってみるところを見ると、意外とお人よしなのかも知れない。 そんなぶっきらぼうだが心優しい店主と、献身に意義を見出すめーりんのコンビは絶妙だ。 ラーメン次狼・世話品店。そこにいけば、人間とゆっくりが織り成す深い味わいが楽しめることだろう。 (完) 感想等はふたば系ゆっくりSS感想用掲示板の二行スレにお願い致します。 掲示板あき(仮)さんありがとうございます。 http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13854/1274852937/ また、過去作の保管と餡娘ちゃんに引かれそうなお話の掲載を兼ねて『二行庫(仮称)』の開設を検討しています。 この件に関しても、ご意見等頂ければ幸いです。